東野鉄道 廃線跡
かつて、那須の地に小さな鉄道が走っていました。国鉄(現JR)西那須野駅から東へと駆け抜けた、東野鉄道です。
1913(大正7)年4月に開業し、小川町(現那珂川町)まで延長されましたが、時代の波には抗えず、1968(昭和43)年12月に廃止されました。
現在、この鉄道の廃線跡の一部(西那須野駅~旧大田原駅)4.2㎞が、自転車遊歩道『ぽっぽ通り』として整備され、素敵な散歩コースとなっています。近所の高校の寒稽古のマラソンコースにもなっています。(この高校の生徒は、西那須野駅から集団行進して通学したため、東野鉄道は利用しなかったそうです)
コース上にある、復元された旧ホーム(『乃木神社前』駅と『大高前』駅)は、散歩の際の良い休憩所です。
当マンションから、歩いてすぐのところに、廃線跡はあります。当時の路線をそのまま、なぞることができます。のんびり歩いて良し、自転車で走るも良し、お薦めの隠れた人気スポットです。
※自転車の無料貸出も行っています。
往時に想いを馳せながら、汽車が通った木々の小径を、散策してみませんか。
「道の駅那須与一の郷」内の『与一伝承館』に資料刊行物がございます。また、『なす風土記の丘湯津上資料館』で、当時の詳しい話を聞くことができます。そちらも、ぜひお立ち寄りください。